合コンの2次会でダーツに出会った男がプロになるお話【とあるダーツプロの実話】

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ロード・トゥ・プロダーツプレイヤー

 

この記事は、前ダーツブログ
GATU×GATU DARTS 】にて
2017年1月28日に書いた記事です。

当時、話題になった記事を
移植してリライトしてみました。

ご興味あれば、是非、お読み下さい!

ダーツをはじめたキッカケ

自分の場合は
「ダーツをやろう!」と思って、
ダーツを始めたわけではありません。

 

約4年前の28歳の頃、
世間の皆様もされている
合コンなるものをしていました。

 

そして、飲み会も
終盤に差し掛かった頃に、
先輩が「次はダーツに行こう。」
と言い出し、2次会として、
突如、ダーツに行くことになりました。

 

自分は、当時、
ダーツは全くしたことがなく、
元々、ビリヤードはよくプレイしていて、
その隣にもダーツはあったので
「ダーツしている人もいるなあ。」
程度の認識しかありませんでした。

 

的の点数を教えてもらい、
男女ペアになって
カウントアップでの競争をやったのですが……

 

ダーツが的まで届かない!!
ふわっと浮いて、
ターゲットまで届かずに地面に落ちてしまう。
また、力を入れて投げると、
的を外れて下にバチッと当たる!!

 

他の男性メンバーも、
女性陣も的にダーツがささるのに、
自分だけがささらない……
ペアになった女性に申し訳なく、
冷や汗?脂汗?をかきました。

 

今、思えば、あれは
所謂イップスだったのかもしれません。
いや、ただ単に、
めちゃめちゃ下手だった
だけなのかもしれないですが(汗)

 

そんなことから恥をかいて、
また、今後、何らかの拍子で
ダーツに行く機会があった時に、
せめて、最低限、
ゲームになるようにしておかなければならないっ!

 

そんな焦りや使命感から、
コソ練(隠れて練習)を始めるようになりました。

 

ダーツにハマる日々。そして、プロテスト

 

そうして、コソ練をしていく内に、
少しずつBULLやトリプルに
ささる快感を覚えて、
ダーツの面白さにハマっていきました。

 

ダーツ歴半年くらいに、
ダーツのレーティングも上がってきて
少し自信もついてきた頃、
新宿のサンパーク中央口店にて、
人生初のハウストーナメントにも出ました。

 

結果は、全敗。
試合では緊張して、
当時のカードレーティングの
2つ、3つ下くらいしか打てませんでした。

 

そんな悔しさもあり、
今度は試合で勝ちたい
と思うようになり、
よりダーツにのめり込んでいきました。

 

「もし、ダーツに出会った時、
それなりにダーツが出来ていたら。」

「初めて試合に出た時に、
それなりに勝てていたら。」

今、こんなプロライセンスを
取得するくらいに、
ダーツを好きになっていなかったと思います。
負けず嫌いの性格が、
いつも、ダーツをやらせる
方向に持っていきました。

 

試合に沢山、出る内に、
そして、プロの凄みを知っていく内に、
自分もプロになって、
熱くて格好いいダーツがしたい
と思うようになりました。

 

もう、年齢は30歳を超えているけど、
始めるのが遅かったかもしれないけど、
この歳で、これだけ
好きなものに出会えたのだから、
ちゃんとプロとして、
もっと、真剣な思いで密に接してみたい。
心からそう思うようになりました。

 

実は、プロテストも、
初回、筆記試験は
合格することが出来たのですが、
実技試験で不合格でした。

 

前日までの自己での模擬テストは、
1度も落ちたことがありません。
全部、クリアしていました。

 

試験本番は、試合等とは
全く雰囲気が違いました。
プロテスト独特の空気感、
緊張感がありました。
平気なふりでいましたが、
緊張で雰囲気にのまれていたのでしょう。

 

最初は、失敗で
不合格になってしまう、
何か、そんなところも
自分のダーツ人生っぽいなと思いました(笑)

 

残り32が入らなくて不合格だった初回。
今回2回目のクリアは
残り32でした。
3 Legの6 Roundの2本目(17本)で、
32を上がることが出来ました。
あの17本目は、一生、
忘れることが出来ないと思います。

 

受験番号が7番で、
1巡目が1〜9番までだったので、
すぐにテストが始まってしまい、
最初は、少し焦っていたのですが、
Legを重ねるごとに集中力が高まっていきました。

 

32を入れた瞬間、
その合格した瞬間に、
正直、泣きそうになりました。
試験管の方に合格に丸をつけて頂いた後、
その試験表に、自分のサインを
する時は手が震えていました。

 

根拠は無かったですが

「もし、またダメだったら、
もしかしたら、ダーツを嫌いになってしまうのでは?」

そんなモヤモヤした不安もありました。

 

試験会場のエレベーターを降りて
「本当に良かった。」と
一人言を呟いた瞬間に、
安堵したのか、涙が溢れてきて止まりませんでした。

 

今までダーツで感じた
色々な想いが一気に巡りました。

 

きっと、今回も、
すぐにうまくいかなかったことで、
ダーツをより好きになれたのだと思います。

 

ダーツがもっと強くなって、
もし、今後、過信することがあれば、
あの時の感動と気持ちを思い出して、
常に初心に返ろうと思います。

 

プロダーツプレイヤーとして

 

ー 自分がプロダーツプレイヤーとして、
先ずやっていきたいこと。

——————–
・ダーツを知ってもらう

・ダーツの凄みを感じてもらう
——————–

 

自分が、上で述べた様な
経緯でダーツを始めたので、
まだ、潜在的に、自分と同じように、
ダーツを好きになってくれる人が、
どこかにいるかもしれません。

 

自分が好きになったダーツを、
好きになってくれる人を
見つけたいと思います。

 

また、年に全然ダーツに行かない、
または、1回しか行かない方が、
年に2回、3回と
ダーツに行くようになる影響を、
自分が与えることが出来たら嬉しいです。
そのために、身近な方々から、
少しずつダーツの面白さを伝えていきます。

 

また、ダーツが上手くなると、
ここまで格好良くて凄いことが出来る。
ここまで人を熱くさせることが出来る。
そんなことを、自分がプロとして
魅せて証明することで、
プロダーツプレイヤーの凄さを
知ってもらいたいです。

 

出来ることは小さなことも多く、
限られてはきますが、
好きなダーツと、より密に接していきます。

 

どんどん熱くて格好いい試合をして、
ファンの多いプロダーツプレイヤーに
なれるように頑張ります。
熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん)で頑張ります!

 

【別記事】ダーツのプロに興味があるなら

 

ダーツのプロテスト(試験)
「PERFECT」(パーフェクト)
についての記事も書いています。

 

もし、少しでも興味があったり、
将来、受験する予定があれば、
是非、参考にしてみてください!

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Shun Ota

Web・アプリのエンジニア、そして、プロダーツプレイヤーです。エンジニア歴は10年以上ですが、ダーツのプロライセンス(PERFECT)は、2017年に取得しました。プロダーツプレイヤーとしては、まだまだ、ルーキーではあります。ダーツ歴は、2013年からです。ダーツを始めるキッカケは、合コンの2次会でした(笑) そんな当サイトのダーツブロガーですが、よろしくお願いします!

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